サバンナで最強!百獣の王ライオンの特徴と言えば顔のまわりにあるフサフサのたてがみですね。
ライオンのたてがみは何のためにあるのでしょう?
今回は、たてがみの秘密の紹介です。
ライオンのたてがみ
ライオンのたてがみは、オスの大人のライオンだけです。メスには、ありません。
生まれたばかりのオスの赤ちゃんには、まだたてがみがありません。1歳頃から毛が生えはじめ、3歳~5歳頃には立派なフサフサのたてがみになります。
たてがみがある理由1 敵から首を守るため
戦いの相手から急所である首を守るためにたてがみがあるという説が有力です。
ライオンのオスは、群れを守るために他の動物との戦いがたえません。
そんな時、敵に襲われたり、噛みつかれた時に、たてがみによって首を守ることができます。
戦いで致命傷をおわないためにも、たてがみは必要です。
たてがみがある理由2 メスからもてるため
大きなたてがみは、強いライオンの印です。
たてがみは、毛の量が多く、色が濃いほど強いオスです。
これにはオスから出ているテストステロンという男性ホルモンが関係しています。戦いで勝利を重ねるごとにテストステロンの分泌量が増え、たてがみの量や色の濃さに影響していきます。
そんな立派なライオンは、メスからとてももてます。子孫を残すために、メスは強くて立派なオスを求めます。たてがみを見れば、強いライオンだとすぐに分かるのです。
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