【ミーアキャット|動物図鑑】特徴と生態

スポンサーリンク
哺乳類
スポンサーリンク

ミーアキャット

7月3日は『世界ミーアキャットの日』

ネコ目(食肉目) マングース科 スリカータ属
 学名   Suricata suricatta
 英名   Meerkat Sricata

  • 体長  25~35cm
  • 尾長  17.5~25cm
  • 体重  730g(オス)・720g(メス)
  • 分布  南アフリカ、アンゴラ、ナミビア、南ボツワナ
  • 生息地 サバンナ、砂漠、岩や石の多い荒れ地
  • 食べ物 サソリ、鳥、昆虫、卵、魚、小動物

ミーアキャットはマングースのなかまです。別名で『スリカータ』、オランダ語で『湖のネコ』という意味です。

また気性が荒いことから『砂漠のギャング』とも呼ばれています。

ミーアキャットの分布

ミーアキャットは、南アフリカ、アンゴラ、ナミビア、南ボツワナに分布しています。

【生息地】サバンナ、砂漠、岩や石の多い荒れ地

ミーアキャットの特徴

ミーアキャットは、かわいい見た目からは想像できない鋭い歯と頑丈な爪を持っています。また胴が長く足が短いのが特徴。大きさは、人間の手のひらサイズくらい。

前足と後ろ足の指は4本づつ。穴掘りが得意なミーアキャットは、前足の爪が発達していて、後ろ足の爪の2倍の長さがあります。

ミーアキャットの生態

食事

ミーアキャットは雑食性で、昆虫類やクモ、サソリ、多足類、爬虫類、鳥類、小型哺乳類、果実を食べます。

生活

ミーアキャットが暮らす環境は、砂漠やサバンナです。

砂漠には、雨もほとんど降らないため植物もあまりなく、あるのは砂や石ばかり。気温は45度を超えることもあります。

単独で暮らすマングースは夜行性で、集団で暮らすマングースは昼行性です。50頭ぐらいまでの群れを作り、地上で生活をしています。

ミーアキャットは、敵から身を守るために縄張りの内に数多くの巣穴を作っています。

繁殖

群れの中にも上下関係があり、上位のオスとメスが群れを統率しています。上位のペアのみが繁殖活動を行います。群れの他のメンバーは、基本的に繁殖活動をしません。

メスは、地面の穴や岩の割れ目に巣を作って出産をします。妊娠期間は約77日、1回に2~5頭の子どもを出産します。

産まれたばかりの子どもの体重は25~35g、体長は5㎝ほど。

子育て

下位のオスとメスはヘルパーと呼ばれ、上位のメスの子どもの子育てを手伝います。

敵から子どもを守ったり、離乳期にエサを運んであげたりと仲間同士で助け合います。成長した子どもには、エサの捕り方を教えます。

 

ミーアキャットが立ち上がる理由

その1 日光浴

ライオン先生
ライオン先生

ミーアキャットは、朝起きると外へ出て日光浴するんだよ!

寝ている間に冷えたお腹を太陽の光で温めるためです。

リン太郎
リン太郎

ミーアキャットは、後ろ足を使って真っすぐ立てるんだね。

その2 敵から身を守るため

ライオン先生
ライオン先生

食事中に敵から襲われないように、必ず1頭の見張り役のミーアキャットが見晴らしの良いところで、見張っているんだよ。

敵が近づいて来たら、甲高い声を出して危険を知らせます。群れのみんなで敵を追い払い、小さな子どもは大人が守ります。

リン太郎
リン太郎

子どもたちも後ろ足で立つことができるんだね!

コメント

テキストのコピーはできません。